超初心者さん向けの銀粘土講座

鏡面仕上げの方法。銀がピカピカになる仕上げをしてみよう!

銀粘土の作品を鏡面仕上げにする
方法を紹介しているページです。

自分で作り上げた銀粘土の作品は、
やっぱりピカピカに仕上げたい
ですよね!

 

そんなアナタのために、銀粘土
作品の仕上げ方の1つである、

鏡面仕上げ

の手順を紹介していきます。

鏡面仕上げをするための方法

鏡面仕上げをする方法について、
いくつかのパターンを紹介して
いきますね。

一般的な鏡面仕上げの方法

1、ステンレスブラシで磨く。

焼きあがった作品は真っ白くなって
いますので、ステンレスブラシで
磨きます。

そうすると、銀の地肌が見えてきます。

 

2、磨きヘラで磨く。

ステンレスブラシで作品の全体を
まんべんなく磨いたら、次は
磨きヘラで作品を磨きます。

磨きヘラの先っぽを当てると
傷がついてしまうので、
へらの先ではなく「腹の部分」で
磨きましょう。

その際には、磨きヘラの腹を作品の
表面に強く押し当てて磨いていきます。

 

3、シルバークロスで拭き磨く。

磨きヘラで全体を磨いて綺麗に
なったら、仕上げとして
シルバークロスで全体を拭きます。

シルバークロスで拭き磨くことで
よりピカピカになります。

 

一般的な鏡面仕上げの流れは
以上です。

この作業をしていくことで
銀粘土の作品はピカピカになり、
鏡面仕上げが完成となります。

 

僕がやっていた鏡面仕上げの方法

この方法は僕が、

「作品をもっと綺麗にしたい!」

と思ってやっていた
鏡面仕上げの手順です。

作業手順が増えているので、
ちょっと面倒かもですが、
とても綺麗になりましたよ!

 

1、ステンレスブブラシで磨く。

これは上と一緒です。

焼きあがった作品をまんべんなく
ステンレスブラシでごしごしと
磨きます。

 

2、サンドペーパーをかける。

ステンレスブラシで磨いた次は、
サンドペーパーで全体を磨きます。

サンドペーパーは、ヤスリの目が
粗いもの→目が細かいものという
順番で、何回かかけます。

僕は400→800→1200と
いう順番でかけていきました。

 

サンドペーパーで磨くポイントは
前にかけたサンドペーパーの削り跡
が消えるように磨くことです。

粗いものから細かいものへと
磨いていくことで、細かい傷を
消していきます。

 

3、磨きヘラで磨く。

サンドペーパーをかけ終わったら、
磨きヘラで全体を磨きましょう。

ポイントは力をしっかり入れて、
ヘラの腹の部分を作品に強く
押し当てて磨くということです。

 

4、作品をいぶす。

磨きヘラで全体をきれいにしたら、
いぶしをします。

いぶし液につけることで、
作品を真っ黒にします。

 

5、いぶしを落とす。

いぶし終わった真っ黒の作品の
いぶしを落とします。

ウィノールという研磨剤と
シルバークロスを使って
ごしごし磨いていきます。

そうしていぶしを完璧に
落としましょう。

 

6、シルバークロスで磨き、水洗いをして完成!

いぶしを落とし終わったら、
ウィノールのついていない
シルバークロスで全体を拭き、
作品を水洗いしましょう。

そして、ティッシュで水気を
拭き取り、表面を拭いたら
完成となります!

 

はっきり言って、普通にやるのと
比べると大分手間がかかります。

でも、とても綺麗になるので、
普通の手順よりもっとピカピカに
したい場合は試してみるといいかも
しれませんよ。

 

リューターでの鏡面仕上げの方法。

僕は最近はもっぱらリューターで
仕上げをしております。

参考までにリューターでの
鏡面仕上げの手順についても
紹介していきますね。

 

1、ステンレスブブラシで磨く。

まずは焼きあがった作品を
ステンレスブラシのポイントで
全体をまんべんなく磨きます。

 

2、カラーリューターポイントで磨く

そして、カラーリューターポイント
を目の粗いものから、目が細かい
ものという順番で磨いていくこと
により鏡面になるんです。

 

まずは粗さが#80~#120の
イエローをつけて全体を磨きます。

次は#220~#320のブラウン
で磨きます。

 

その次は#400~#500の
ブルーに付け替えて磨きます。

さらに次は#600~#800の
ピンクで磨きます。

 

さらにさらに次は#1500~
#3000のオレンジで磨きます。

そして最後に仕上げの1番細かい
#6000~#8000のグリーンで
全体を磨いていきます。

 

3、シルバークロスで拭いて仕上げる。

リューターで磨いたあとはシルバー
クロスにウィノールをつけて磨き、
洗って水気を拭き取ることで、
鏡面仕上げが完了になります。

 

リューターでの鏡面仕上げをする
手順については以上です。

 

リューターを導入してから、作業の
時間が大幅に短縮されました。

リューターは大変便利なので、
余裕があれば持っておきたい
一品ですね!

 

でも、機械を使わずともしっかりと
手作業で鏡面仕上げにできるように
しておきたいとも思います。

 

磨きに大切なのは、粗磨きから
仕上げ磨きまでの各工程を
確実に進めることです。

この工程はこれ位にして
次の工程でもっと磨けばいいや~
などと考えるのは駄目ですよ~。

それをしっかりと頭にいれて、
仕上げの一つ一つの工程を
着実に進めていきましょうね。

 

次のページでは、いぶし仕上げの方法と手順を説明しています。

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