銀粘土作品の色々な仕上げ方に
ついて紹介しているページです。
銀粘土の作品は色々な仕上げ方が
できますが、その仕上げ方について
1つづつ紹介していきますね。
銀粘土作品の色々な仕上げ方
1、焼きっぱなし
「焼きっぱなし」は、銀粘土作品を
焼いたままの状態で完成とさせる
仕上げ方です。
銀粘土作品の焼成後は表面が
白い粉を吹いたような状態に
なっていて、
真っ白になっているので、
この白い状態で完成とさせる
仕上げで、そのアクセサリーは
画像の様に白い色になります。
2、梨地仕上げ
「梨地仕上げ」というのは銀粘土作品
を焼いたあと、ステンレスブラシで
磨いて仕上げた状態の物を言います。
つや消し仕上げやマット仕上げ
などとも呼ばれ、鏡面仕上げの
ようにピカピカではなく、
鈍いように光る仕上げ方です。
なぜ「梨地」というかというと、
表面が果物の梨のようにざらざら
しているということから、
そう呼ばれています。
ステンレスブラシをかけるときは、
一定方向にブラシを動かしてかける
ようにしましょう。
3、いぶし仕上げ
「いぶし仕上げ」は、純銀を
硫黄の成分につけると変色する
性質を利用した、作品を黒く
させる仕上げ方です。
いぶし液を入れたお湯に作品を
入れると、変色していって
真っ黒になります。
そのまま真っ黒でも仕上げられ
ますし、シルバークロスと
ウィノールを使って磨くと
自分の好みの色合いに黒さを
落としたりもできます。
また、特定の部分だけ黒くして、
他の部分の黒さを落とすことで、
作品としてのアクセントを
出すこともできます。
4、鏡面仕上げ
「鏡面仕上げ」はその名のとおり、
表面が鏡の様にピッカピカな
仕上げ方です。
ステンレスブラシで磨いたあとに
磨きヘラという銀の棒で表面を
強く押し当てて磨くことで、
完成したアクセサリーは
ピカピカになるんですよ。
作品をピカピカにしたいときは
鏡面仕上げをしましょう。
5、ヘアライン仕上げ
「ヘアライン仕上げ」とは、
表面に髪の毛のような細い線が入る
仕上げ方のことを言います。
焼きあがった作品をステンレス
ブラシで磨いた後、一部分や
全体をサンドペーパーなどで
一定方向に向かって磨くことで、
ヘアライン仕上げができます。
以上、銀粘土作品のいろいろな
仕上げ方を紹介してきました。
同じデザインでも仕上げ方を
変えることで表情が変化しますので
いろいろと試してみるのもいいと
思いますよ^^
次のページでは、シルバー(銀)
が一体どういうものなのかという
ことについてのコラムを紹介して
います。