シルバー・銀とはどんな素材なのか?
ということについて紹介している
ページです。
誰でもシルバー(銀)を使用した
アクセサリーや雑貨などを見た
ことがあると思うのですが、
そもそも、「シルバー・銀」という
素材はどんな物なのでしょうか?
そんなシルバーのことを説明してみたいと思います。
シルバー(銀)とは?
シルバーは古来、金に次ぐ貴金属と
されていて主に装飾品や貨幣に
使用されている、とても古くから
使われている金属です。
シルバーの特徴はやはり、
その輝きではないでしょうか?
シルバーはとても綺麗で白く、
柔らかいような感じをさせる
輝きを放ちますよね。
それにはしっかりとした理由が
あります。
銀は可視光線という人間の目に
光として感知できる電磁波を
反射させる反射率が、 全ての
金属の中で最も高いからなんです。
なので、しっかりと磨くことに
よって、銀白色の固体金属である
プラチナよりも綺麗な輝きを
放つんですよ。
そして、展性という、
「金属が打撃や圧延によって壊れないで薄い板などになる性質」
と延性という、
「物体がその弾性限界を超えた張力を受けても壊れずに、引き延ばされる性質」
が金の次に大きい金属でもあります。
銀の性質
銀の性質はいくつかありますが、
まず1つめの性質として、
「銀は全ての金属の中で熱と電気の伝導率が最も高い」
という性質があります。
そのため、熱い紅茶やコーヒーに
銀のスプーンを入れておくと、
すごく熱くなります。
シルバーアクセサリーも銀なので
この性質をもちろんもっています。
なので、熱いお茶に入れる際には
ご注意を!
・・ってまず入れませんよね(笑)
2つ目の性質は、
「銀は硝酸や濃硫酸に溶けてしまう」
という性質です。
さすがに試したことはないですが、
銀はそういった性質を持っている
という事を覚えておきましょう。
覚えておけばシルバーアクセサリー
をつけて硝酸や濃硫酸を扱うとき
にも注意できますからね!
・・・ってまず扱いませんね(笑)
ちなみに、金やプラチナは溶けないそうです。
そして3つ目の性質はアクセサリー
やジュエリーとしての銀の性質で
最も知っておかなくてはならない
性質です。
それは
「銀は変色をしてしまう」
という性質となります。
これについては次のページの
「シルバー(銀)は何故変色するんだろう?」
で詳しく説明していますので、
そちらをご覧下さいね。
ピンクシルバーって?
聞いた事があるかもしれませんが、
シルバーには、ピンクシルバーと
いうものもあります。
ピンクシルバーとは、シルバーに
金を少し混ぜたもので、
普通のシルバーが白っぽい輝きを
放つのと比べ、 ピンクシルバーは
柔らかさを感じさせるピンク色の
輝きを持っている金属です。
金属の混ぜ合わせに高い技術を
必要としたり、少量といえど金が
入っているので、普通の銀に
比べると値段がちょっと高め
だそうです。
でも、ピンク色の輝きはとても
綺麗で華やかなので、普通の銀と
比べるとやっぱり目を引かれます!
次のページでは、銀が何故変色を
してしまうのかを説明しています。